狭心症発作の痛み:発作的に"狭心痛"が起きます。
胸の痛みというより、締めつけられるような、押しつぶされるような、息が詰まるような、しびれるようななど、人によってさまざまに表現されます。
速効性硝酸薬(ニトログリセリン)は血管を広げるためよく効きます。
胸痛の持続時間:1〜15分ですが、一番多いのは2〜3分です
胸痛が起こる誘因:労作性狭心症の場合=急ぎ足、走る、坂道や階段を昇る、冷たい風にむかって歩く、家事、怒り、悲しみ、興奮、慣れない旅行、セックス、入浴、過食や過飲、冷たい飲み物、喫煙など、肉体的・精神的活動が高まった際に起こります。
安静狭心症の場合=はっきりした誘因がなく、睡眠中など安静時やごく軽い運動時に痛みが起こる。
労作性の場合より、痛みは強く、長く持続します。